電車の中は競争社会の縮図。

朝の通勤電車の風景、ホーム並んでいる内は「さすがジャパニーズ！規律正しい」と思われるようです、大阪に向かう快速電車がきて、ドアが開くとそこからは世界が違うんですよ外国の方。

人は皆、満員電車になろう車内の、出来るだけ楽な位置を確保する、「陣取り合戦」が始まるのです。

降りる人がまだいるのにそれを掻き分けて空いている席に向かって突入するおばさん。奥に行かず、降りる駅でおりやすい出口付近に固まるサラリーマン。好きな位置が確保できないのに、それでも出口付近に近づこうとして、奥に行く道を塞ぐ大学生。降りる駅が近いらしく、空席の目の前でつり革を持って立っている健康志向の管理職。爆音音漏れアニソンヘッドホン野郎。

無言の抗争が車内では繰り広げられているんです。実はみんな、好き勝手やってるんです。自分の正義を貫こうとしているんです。許してやってください。周りが見えないんです。スマホ触らなくちゃいけないから。

こうやってブログの記事も書かないといけないから。

言いたいことも言えずに、決められたルールの中で、自分のやり方で無言で行動する。たまに声を出して不満を口にする（これが政治家）そう、朝の電車は、ストレス社会日本が見事に表現された小さな国家。