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2014年2月9日日曜日

iOS版「すばらしきこのせかい」をクリアしたのでレビューをしてみたいと思います。


私が根っからのゲームであることは過去の投稿を読んでいただければ分かっていただけるかと思います。しかし34歳既婚ともなると、自分の時間を作るのがなかなか難しくて、好きなゲームをする時間も限られてきます。しかもゲームをしてから次のゲームをする機会が余裕で1ヶ月の期間が空く事も多々あります。だから続きをやろうとしてもストーリーを忘れてしまったり、そもそもそんなに面白いゲームでもなかったら途中でやめてしまったりする事がよくあります。そんな中でも、「他の時間を削ってでもこのゲームはクリアしたい!」というものがたまにあるんですよね。結婚して3年間、クリアしたゲームというのはニノ国(PS3版)」「ゼノブレイドなどです。これらのゲームのレビューはまたの機会にやるとして、今回は栄えある「ゆづがクリアしたRPG」名を連ねたゲームである、スクエニの「すばらしきこのせかい(iOS版)」をご紹介したいと思います。

↓以下からダウンロード

 すばらしきこのせかいは、スクエニが2007年、ニンテンドーDSにて発売されたゲームであり、iOS版はその移植作であります。RPGではありますが、タッチペンを使っての戦闘、また上下画面でパートナーと別シーンでの戦闘を分担するなど、非常に特徴的な作品であります、土台となったゲームがそういった形であるため、iOS版では、そのタッチによる操作性はそのままに、1画面になった事によるアレンジを加えて、非常に遊びやすくリメイクしてくれたのだと感じます。(感じます、というのは、DS版をやっていないからなんです)

 ゲームの舞台は渋谷。主人公であるネクが目覚めると、そこはスクランブル交差点のど真ん中。自分がなぜこんなところにいるのか、今まで何をしていたのかさえ分からない。手には覚えの無いどくろマークのバッジが。ぼやける頭でふらふらと歩いていると、ノイズと呼ばれる異形のものが突然襲いかかってきた。ネクには対抗する手段が無く、ただ逃げるだけ。逃げ道が無くなって万事休す、というところに突然現れたシキと名乗る女の子が「早く私と契約して!」と、どこぞの魔法少女的な流れで、半ば強引にパートナー契約を結びます。渡されたバッジを使うとサイキックが発動し、ノイズを撃退する事が出来た。落ち着いたところでシキから今起きている状況についての説明を受けるが、さっぱり意味が分からない、半ば強引なシキに連れられて、ネクの7日間のゲームが始まる・・・

 と言った感じのゲームです。主人公も訳が分からない、プレーヤーも訳が分からない、という状況でストーリーが始まる訳ですが、徐々に謎が解けていく感じ、自分がどんな目的でこの世界に放り込まれたのか、出会っていく人物との絡みなども謎とは言いつつも、そこまで難解でもなく、スルッと世界にとけ込めていきます。

 ゲームシステムとしてはスクエニらしく、独自の世界観がありすぎて取っ付きにくいのなんのって・・・、「お金のバッジは捨てる事によって自分のお金になる!」自分でも何言ってるか分かんないんですけど、ほんとにそういう事なんです。実際はゲームをやってみていただければ分かると思いますが。バトルで使うバッジも非常に種類が多く、多種多様な攻撃方法に加えて、それぞれにブランドという概念があり、今の流行りのブランドのバッジで戦うと攻撃力がアップ!というまたしても意味がよくわからない概念が。

 とにかくこの世界はほとんどの要素をバッジという概念で表現されており、攻撃もバッジで、回復もバッジで、換金もバッジで行う事になります。ただ衣料や食事は実物をやり取りするようで、この辺も分かりにくさを露呈しております。ゲーム本編は3編に分かれており、1編はほとんどこのゲームシステムの解説に要しているぐらい、よくわからないという事を制作者側も理解されているようです。

 ゲームシステムから一気に理解しようとするとすごく敷居が高く感じますが、最初は適当にタップ・フリックしてたら勝手にストーリーが進んで行きます。ストーリーにのめり込む、そしてネクの成長に注目して行くと、知らずのうちにゲームシステムを使いこなしている自分に気づくはずです。

 ゲームボリュームとしても十分ですし、やり込み要素も多々あります。数あるスクエニのiOSリメイク作品の中ではピカイチの操作性の良さなので、ぜひとも皆さんプレイしてみてくださいね。

From ゆづ

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