ある海鮮居酒屋に入り、メニューを見た。目に飛び込んできたのは「なめろう」。房総半島辺りで漁師のメシとして有名である、主にアジ、サンマ、トビウオ、イワシなどの青魚を粘り気の出るまで叩き、酒、ショウガ、ネギなどを和えて食す。
今まで食べた事が無くてグルメ番組を見るたびに食べたいと思ってたものがメニューに出ていたのですぐに注文した。出てきたのは予想に反して赤みがかった魚のすり身にネギが混ざったもの。
一口食べてみると、明らかに「マグロ」同席していた後輩に確認してみる。
俺「これって、マグロやな」
後輩「そうっすね。」
俺「頼んだのって、なめろう、やんな?」
後輩「そうっすね、マグロのなめろうじゃないですか?」
俺「マグロのなめろうって、つまりネギトロじゃね?」
後輩「・・・まあ、ショウガとか入ってますし・・・」
俺「・・・」
マグロのなめろう≠ネギトロ
いわゆる広告戦略にやられたか・・・?なめろうの定義が、しょうがや酒を混ぜる事だとしたら、メニュー表記としては正しい。しかし何だろうこの裏切られた感は?
そもそもなめろうというのは、鮮度が落ちやすい、足が速い魚をその場ですりつぶして食べる事が由来なので、そもそも結構日持ちのするマグロでなめろうを名乗るのはお門違いじゃないのかと思うんですが、そこんとこどうなんでしょう?
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