「洞窟物語」で有名な開発室pixelが作ったiPhoneゲーム「ケロブラスター」が面白かった

「すばらしきこの世界」以来、久々にiPhoneのゲームをクリアしたので紹介したいと思います。

ケロブラスター
カテゴリ: ゲーム
価格: ￥500


　ケロブラスターの開発元は「開発室pixel」、Windowsフリーゲームでは有名な「洞窟物語」を開発したところからのiPhoneゲームです。

　「洞窟物語」とは、昔懐かしの８ｂｉｔピクセルと、レトロ風なファミコンサウンドに合わせて洞窟探検をして行く探索型アクションゲームです。スタイルとしては「メトロイド」のような、主人公を徐々に強化して行き、行けるところを増やして行くスタイルですね。

　フリーソフトとは思えないほどに非常に作り込みが丁寧、かつキャラクターの可愛さが受けて、２００４年に提供されながら、今でも世界中で愛されているフリーゲームです。

　そんな中で開発された「ケロブラスター」は、「洞窟物語」のレトロな雰囲気を維持しながら、ステージクリア型に色を変えてリリースされました。

　iPhoneのゲームは、何よりも操作性が命です。私はどれだけストーリーが良くても、操作性が優れていないと良作とはいえません。特にちょっとした操作ミスで死んでしまうアクションゲームは操作性が評価の最重要項目と行っても過言ではありません。

　

　画面下部が操作パッドになります。
左側のボタンが「左右に移動」
右側の「ジャンプ」ボタンでジャンプ、はしごがあると、押し続ける事ではしごを上ります。

　ショットボタンが特殊です。左右と上のトグルがあって、丁度車のギアチェンジのように、その方向に傾けると、ずっとその方向にショットを打ち続けます。

　このショットボタンのシステムのおかげで、たとえば後方に堅い敵が現れたときに、「後方に打ち続けながら前方に逃げる」事が容易になります。非常に良く考えられたシステムだといえます。

　操作性に邪魔される事無く、じっくりやり込む事が出来ました。ボリュームとしては３時間程度でクリアできる程度ですが、スマホのゲームなんてのはこれぐらいのボリュームで十分なんじゃないでしょうか。

　App Storeでは「基本無料で、課金システム」が蔓延しているiPhoneゲーム市場において、払い切りで最後まで楽しめるゲームに久しぶりに出会いました。「洞窟物語」ほどの深みのあるゲームではありませんが、すっきりやりきれるゲームです。特にその操作性は５００円払ってでも体感すべき仕様です。ぜひプレイしてみてくださいね。
ケロブラスター

カテゴリ: ゲーム
価格: ￥500



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