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2014年10月19日日曜日

子供が生まれました。夫はどんなに忙しくても妻の横にいよう。

こんばんは、私事ですが

子供が生まれました。正確には妻が頑張って出産してくれました。

初めての子供ということもあり、陣痛から出産まで全て立ち会いましたので、この時に感じたことを書いてみたいと思います。
 世間一般では夫は出産に立ち会うべきかそうでないかという論調まで人それぞれであって、会社でも「自分で考えて、判断はまかせるよ」的なスタンスで、休んでもいいし休まなくても良いと言った、結構プレッシャーをかける判断を任せてきた感じです。

 いろんな人の話を聞いても、立ち会ったり立ち会わなかったり、画一的な常識っていうのはなさそうな印象を受けました。

 結果的に言うと、妻は非常にきつい難産を経験しました。破水が判明してからの入院で、陣痛の周期もなかなか縮まらず、錠剤の誘発剤、点滴の誘発剤までも使うような事態となってしまいました。

 破水が判明して入院したのが木曜日の夕方。その日は本陣痛が始まらず、金曜日の朝から錠剤の誘発剤を使用。それでも本陣痛が始まらず、夜から点滴による誘発を開始。夜10時あたりから本陣痛が始まるが、それでも出産可能な体制にはなりづらく、5時間も経過した3時にようやく出産に至りました。

 誘発剤を使用してからおよそ18時間の戦いでした。その間夫である私は何をしていて、何をすべきかが、後から聞いた妻の証言からなんとなくわかりました。

・側にいるだけで大事
 妻はいつ始まるかわからない陣痛の恐怖と戦っています。5〜10分間隔で来る腹部の収縮の痛みに不安を覚えていました。私は取り止めのない会話を続けることと、欲しい食べ物や飲み物を調達していました。妻の不安を和らげるのが役割です。

・本陣痛が始まったら腰をさする係
 本格的な陣痛が始まると、妻は苦悶の表情を浮かべるようになります。しかし冷静さは保つことができて、助産師さんに教えて貰った呼吸法を続けています。しかし腰の痛みが非常に強くなっているようです。腹部が収縮するとともに腰を強めにさすってあげると楽になります。
 腹部が収縮するタイミングは、機械測定しているので数値でわかります。
この機械の右の数値が「40〜99」を指すと強い痛みが出ます。
痛みの感じ方は人により違うようです。

・陣痛の間隔が短くなったらテニスボールでお尻を押す係
 上の写真の機械から出てきているグラフ用紙の一番右のラインが、富士山型になっています。これが良い陣痛が来ている証拠です。良い陣痛というと響きは良いですが、妻にとっては強烈な痛みが1〜2分に1度襲いかかってくるのです。
 このぐらいのタイミングになると、妻は痛みに加えて強い「いきみ感」が出てきます。ただし、赤ちゃんがきちんと出産体勢にならない状態でいきんでしまうと、赤ちゃんに負担がかかってしまうため、それを我慢しないといけません。
 といっても、今回妻は点滴による誘発剤を投与しているので、嫁さんの意思に反して、体が勝手にいきんでしまうのです。いきむのを防ぐために、「テニスボールでお尻の穴付近を強い力で押し込む」ことが有効です。
 正味3時間程度、私はひたすら妻のお尻をテニスボールで押し続けました。はっきり言って全力で押していました。それでも妻は「もっと強く!」と痛みに耐えていました。
 このサポートは助産師さんもやってくれるのですが、助産師さんは妻一人をサポートしているわけではないので、実質助産師さんがサポートしてくれるのはのべ1時間程度だと思ってください。


 簡単ですが、私の体験した出産立会いを書いてみました。立ち会うべきか、そうでないかは夫婦の方針の結果決められるものだと思います。女性からしたら「はずかしい姿を見せたくない」という思いや、男性からしたら「女性の神聖な領域に踏み込みたくない」という思いがありますのでそれも正しいと思います。

 ただ一つ思ったことは、この一通りの妻の頑張りを見たのと見てないのとでは、「産んでくれてありがとう」という気持ちの重みが、大きく違ってくるのは間違いありません。

 
パンパース!



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